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第17歩兵師団 (ドイツ国防軍) : ウィキペディア日本語版 | 第17歩兵師団 (ドイツ国防軍)
第17歩兵師団(17. Infanterie-Division)は、ナチス・ドイツ時代のドイツ陸軍が有した師団。1934年に編成され、第二次世界大戦を通じて1945年1月までドイツ国防軍による主要な作戦のほとんどに参加した。国内で再編成されている最中に敗戦を迎え、連合軍に投降した。戦後、ポーランド当局によって第17歩兵師団は戦争犯罪に加担したと指摘されている〔 〕。 ==歴史== 1934年10月、ニュルンベルクにおいてニュルンベルク軍管区(Wehrgauleitung Nürnberg)として設置された。同管区はまもなく第7砲兵指導部(Artillerieführer VI)に改称されている。これはヴェルサイユ条約による厳しい軍備制限が課せられている中、この組織が規模の小さい将校組織に過ぎないと偽装する為に行われた。1935年、アドルフ・ヒトラーによって再軍備が宣言され、10月には公的にもドイツ軍の名称がドイツ国防軍に改名された。これに合わせて第7砲兵指導部は第17歩兵師団(17. Infanterie-Division)と改名された。 編成の中核となったのは共和国陸軍の第7歩兵師団第21バイエルン歩兵連隊であった。1938年3月、オーストリア併合に関わる任務に参加する。ポーランド侵攻の際にはヨハネス・ブラスコヴィッツ大将率いる第8軍に所属し、また悪名高いライプシュタンダーテ SS アドルフ・ヒトラー連隊(LSSAH)が師団の隷下に配属されている。その後は師団長将軍の指揮下でウッチ近郊のシレジアにおける激戦に参加した。さらにパビャニツェではポーランド第28歩兵師団及びの抵抗に遭遇している。戦後、ポーランドはこの戦いにおける第17師団の行動が虐殺に当たるとして非難した。
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